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近畿ろうきんのNPOアワード

2010年度の受賞団体

2010年度は「子育て支援」をテーマに募集し、48件の応募をいただきました。
応募の中から、受賞団体(13団体)をご紹介いたします。

大賞

多文化共生センターひょうご 兵庫
「在住外国人のための出産・子育てQ&A集」(多言語版)

多文化共生センターひょうご 阪神淡路大震災をきっかけに、多言語での情報提供を行う「外国人地震情報センター」として、1995年に発足した団体です。
受賞事業は、外国人の親が日本で出産・子育てをする際にぶつかる問題点をまとめ、その内容をQ&A形式にした「出産・子育てに関するブックレット」(多言語版)として作成するものです。母子保健や社会保障サービスなどの異なった分野を「外国人の子育て」を切り口に一冊にまとめる内容が特徴です。
また、日本の制度や習慣を知ることで、異文化環境によるストレスなどの予防を目的としています。

優秀賞

特定非営利活動法人
ウィズネイチャー
兵庫
「パパがアウトドアの匠になる10の方法」

特定非営利活動法人 ウィズネイチャー 親子に自然とのふれあいの場を提供するとともに、親子のメンタルケアに関する事業や、子育てをする親へのさまざまな情報提供および野外教育に関わるリーダー養成事業を行っている団体です。
受賞事業では、どのように子どもと遊ぶのか分からず、とまどう父親の姿が見られることを受け、父親向けの年間を通したアウトドアプログラムを実施します。親子間で直接体験を共有し、子どものフォローができる「アウトドアイクメン」をめざしています。これらの体験の共有は、親子関係の礎になっていくものと期待されます。


童楽寺ホーム 和歌山
「現代版寺子屋で“プチ一休さん体験”と居場所づくり」

童楽寺ホーム 地域の過疎化・少子化問題など、現代社会における子ども達を取り巻く環境に懸念を抱いたことをきっかけに、2008年に「ザ・現代版寺子屋」として里親ホームの開設からスタートした団体です。
受賞事業は、週末や長期休暇を利用した、小学3年生以上を対象とするお泊まり体験「プチ一休さん体験」です。年間に40人の体験生を募集し、大自然の中で生活体験や共同作業、地域住民や団体などとの世代間交流を行います。健全な人間関係の構築や、孤立している親子には「居場所」となれる継続した「つながり」の構築を狙いとしています。

奨励賞

特定非営利活動法人
HCCグループ
滋賀
「異文化交流で大らか子育て」

特定非営利活動法人 HCCグループ 建築関係の技術者が建築相談を目的に設立した任意団体として1999年から始まり、主婦を中心に環境部会や福祉部会を設立し、現在では多様なまちづくりの活動を行っています。
受賞事業では、異文化交流を切り口として、各国の子育て事情をテーマにした「異文化講座」と、各国の母親の社会参加や国内導入事例を学ぶ「学びの講座」を年間で開催します。今の日本の子育てを見つめ直す機会を提供し、大らかな子育ての実践をめざし、孤立した子育ての解放や育児虐待のリスクを減らし、母親の社会参加を探ることを狙いとしています。


特定非営利活動法人
子育てネットくるみの会
大阪
「お母さんが地域につながる居場所づくり ~みんなでお母さん大好き!の声を聞こう~」

特定非営利活動法人 子育てネットくるみの会 助産師の業務の中で、不安や孤立の強い母親に巡り合うことをきっかけに2002年から活動を開始し、母親をフォローするために、少し経験のある母親との交流の場を提供する事業を行ってきた団体です。
受賞事業は、子育て中の親子がいつでも集い、昼食を共にしながら集団で育児を楽しむ「くるみハウス」での活動です。核家族化と転勤などで分断された地域において、子育てを通して生まれる人とのつながりの楽しさを伝えようという事業です。助産師・保育士による継続した情報提供と支援をすることで、育児不安と孤立を軽減し、「虐待」を未然に防ぐなどで、新米の母親にとってニーズの高い事業です。

Jafore(ジャフォール)日本語を母語としない家族のための子育て支援チーム 京都
「仲間づくり、視野を広げるきっかけづくりを応援!“多言語子育てひろば”の試み」

Jafore(ジャフォール)日本語を母語としない家族のための子育て支援チーム 日本語を母語としない家族は、言葉の壁から情報が届かないため、地域と距離を置く傾向がある中、子育て家族に平等に情報が届き、一緒に子育てを応援したいと、2010年に発足した団体です。
受賞事業は、情報の共有、日本語表現や外国の子育てについて学ぶ場として、国籍を問わず親子が集える「多言語子育て広場」を開設するものです。日本の習慣や文化を知り、育児中に狭くなりがちな視野を広げる機会づくりとなり、また、日本人家族も世界に関心を広げながら日本の育児のあり方について考えるきっかけにしていくことをめざしています。


ドングリネット神戸 兵庫
「ドングリ銀行神戸 ~こどもたちとこうべの街に森をつくろう~」

ドングリネット神戸 阪神淡路大震災をきっかけに、「こうべの街にみんなで森をつくろう」を目標に掲げ、ドングリを集めて預け、払い戻しに苗木と交換する「ドングリ銀行」を中心に、緑化活動を展開している団体です。
受賞事業は、「ドングリ銀行神戸」の窓口を公園などに開設し、ドングリ工作やドングリマーケット、市民参加型の植樹イベント、出前授業、中学生との苗木育成と下刈りなど、子ども達が複合的に参加できる環境プログラムを実施します。遊びの延長に緑化がある状況をつくり、一人ひとりがつながりを感じながら、身近な自然に興味を持ってもらい、緑化への参加意識を高めていくことをめざしています。

ハグクミン 京都
「紙芝居で子ども達の穏やかな成長を応援し、食を選ぶ力を養う“食育紙芝居”」

ハグクミン 専門職である管理栄養士・看護師・助産師が、健康や食生活に無関心な若い親に正しい知識を伝え、よりよい食生活・生活習慣を選び取る力をつけることを目的に、2008年から活動を開始した団体です。
受賞事業は、子ども達が生活や食事において何を選ぶべきなのか、自分で選び取ることが出来る大人になることを願い、食育と健康に関する分かりやすい紙芝居を新たに作成し、その講座を開催するものです。また、保護者への講座も実施することで、子どもへの教育を通して親も変えていくといった波及効果も狙いとしています。


播磨マリンクルー 兵庫
「播磨マリンクルー出前授業&高砂沖、底引き網漁体験学習」

播磨マリンクルー 海を体感してもらおうと、タツノオトシゴの生態を研究し、小学校で出前授業をしたことがきっかけとなり、その後は魚を素手で触るなど出前水族館を実施するなど、自然環境と命の大切さを伝えている団体です。
受賞事業は、小学校などの教育機関への出前授業と、高砂沖での底引き網漁の体験を通した環境プログラムを行います。高砂沖に住むいろいろな魚介類を見て触る体験により、大自然の恵みと命の尊さを学びます。また、底引き網漁体験では、地元の漁業組合の協力も得るなど、地域のネットワークを活かした独自性の高い内容が特徴です。


特定非営利活動法人
フェリスモンテ
大阪
「ご近所の“おばちゃん”による昔ながらの『子育て』『孫育て』」

特定非営利活動法人 フェリスモンテ 誰もが住み慣れた地域で安心して最期まで暮らし続けられる地域づくりをめざして1999年に設立、高齢者支援事業を中心に、障がい者支援、子育て支援など、幅広い事業を展開している団体です。
受賞事業は、豊かな子育て環境づくりに向けた、多世代の関わりによる一時保育事業です。具体的には、近所の「おばあちゃん」が、子育て中の母親達に対して一息できる場を提供し、日常の関わりの中で、昔ながらの「おばあちゃんの経験、知恵」を伝え、母親達には社会参画する機会を提供し、子ども達には昔ながらの暖かみのある子育てを行い、ご近所で自然に声を掛け合い助け合える関係をめざそうというものです。

審査委員会特別賞

特定非営利活動法人
芦生自然学校
京都
「とびきりのわんぱく自然体験ANSKIDS(アンスキッズ)」

特定非営利活動法人 芦生自然学校 美山町の豊かな自然や文化を体験できる野外活動を子ども達に広く提供し、より多くの人々が訪れることで地域活性・地域貢献に繋げていくことを目的に、2009年から活動している団体です。
受賞事業は、アウトドア体験や農業などの暮らし体験を、月に1回・1年間通して行う、子どもの自然体験です。地元の農家・林業の方などを講師に、山菜採り・田植えや種まき、米の収穫、冬の暮らしなど、山村での春夏秋冬の体験を通して、生活の苦労や喜び、楽しみを感じ、子どもの生きる力を伸ばします。「ほんもの」を見せることをコンセプトにした環境教育プログラムとなっています。


おやこ劇場新宮 和歌山
「パペットスタート ~初めての人形劇~」

おやこ劇場新宮 地域の子ども達に、本物の芸術に触れる機会を提供し、舞台劇や人形劇、音楽などを通じて、感受性や自主性を育み、親子のコミュニケーションを図ることを目的に『新宮東牟婁おやこ劇場』として発足し、現在は、会員減少に伴い規模を縮小し、名称を改め、鑑賞中心の活動を続けている団体です。
受賞事業は、乳幼児向けの人形劇やワークショップを親子でともに体験し、その後おしゃべりする場を設けます。生の舞台鑑賞によって、子どもの未知なる可能性を引き出し、心豊かな育ちを応援し、大人にも心の豊かさを取り戻してもらい、親子のゆとりある心のふれあいを生むことをめざしています。

特定非営利活動法人
発達障害児支援LOF教育センター
大阪
「家庭訪問型子育て支援『ハッピーフェアリー』」

特定非営利活動法人 発達障害児支援LOF教育センター 発達障がい児とその家族が、少しでも不安を感じることなく、かつ子ども達の可能性をつぶすことなく成長を手助けすることができる支援と支援者の育成をめざしている団体です。個別学習支援を中心に、乳幼児の発達障がいの早期発見早期支援事業に取組んでいます。
受賞事業は、月2回の専門スタッフが家庭訪問し、育児不安の相談をうけ、子供の発達段階や、遊び方・関わり方のアドバイスを行うものです。少しでも虐待という悲惨な事件を防止し、内気でこもりがちな母親を対象に、子育てを楽しむことで辛い時期を乗り越えてもらうことを目的としています。

選考結果報告書

  • 選考結果報告書 (PDF:792KB)
  • 大賞・優秀賞受賞団体の講評 (PDF:1,092KB)
  • 奨励賞受賞団体の講評 (PDF:2,483KB)
  • 審査委員会特別賞受賞団体の講評 (PDF:567KB)