理事長に聞く、
近畿ろうきんのこれまで、そしてこれから

はたらく仲間を支える金融機関として
役割を果たしてきた

 近畿エリアの7つの労働金庫が統合し、「近畿ろうきん」が誕生してから20年、2007~2008年の世界金融危機など厳しい経済状況に直面しながらも、預金・融資残高とも着実に伸ばし、今日まで歩みを進めてきました。統合によって経営基盤を強化し、スケールメリットを活かすことで商品やサービスをいっそう充実させ、はたらく人々のお役に立てる金融機関として役割を発揮してきたと自負しています。会員、組合員の皆さまと当金庫が手を携え、努力を積み重ねてきた結果として今日を迎えられたものと心から感謝しています。

 1950年の労働金庫の創立以来、一貫して非営利の福祉金融機関として「はたらく人々の生活を守り、地域・社会に貢献すること」を目的とした事業を展開してきました。社会が変わりゆくなかで、賃金の遅配・欠配への対策など労働組合に対する直接的な支援から、組合員の皆さまの生活を支援する取組みへとその役割も変化してきました。今後もこの取組みをさらに進め、より多様な勤労者の皆さまのお役に立てる金融機関をめざす所存です。

「社会のために」 
共生をめざした取組みを推進

 「社会のために役立ちたい」という強い思いのもと、当金庫は全国の労働金庫に先駆けてNPO法人などとパートナーシップを結び、共生促進事業に取り組んできました。とくに忘れられないのは、2011年3月の東日本大震災です。阪神・淡路大震災で得た教訓・支援スキームやNPO法人などとのパートナーシップを活かし、震災後、復興支援定期預金「サポートV」を発売しました。約161億円の預金を結集できたことにより、10年間で総額1億5,000万円以上をNPO法人などによる復興支援に寄付する取組みを継続中です。(これまでの累計寄付額は 1億3,270万円)

 また、2006年の貸金業法改正(2010年に完全施行)にあたっては、労働者福祉中央協議会による「政府への請願書提出」に呼応して会員推進機構にも抜本改正への取組みに参画していただいたことで、より大きな運動になりました。その結果、出資法上限金利の引下げや総量規制の導入が実現したことは、記憶に新しいところです。

 こうした取組みの背景には、全国の労働金庫が創立当初から「質屋・高利貸し」や、社会問題となったいわゆる「クレ・サラ問題」に警鐘を鳴らし続け、会員推進機構とともに組合員への啓発活動や借換え活動を展開してきた歴史があります。現在も会員推進機構と力を合わせ、「ローン借換えによる生活改善の取組み」を推進するなど、その営みは続いています。

未来への挑戦 
~近畿ろうきんのこれから~

 「マイナス金利政策の長期化」「少子高齢化の進展」「労働人口の減少」など、金融機関を取り巻く経営環境が厳しさを増しているなか、“FinTech(フィンテック)”と呼ばれるIT技術を活用した金融サービスの強化や、AI(人工知能)を活用した金融業務の効率化などにより、競争力を高めていかなければなりません。

当金庫では、2018年から3年間の計画で新たに第7次中期経営計画をスタートさせました。将来にわたって安定的に事業を継続していくため、経営基盤をより強固なものにしていく計画です。

これからも、はたらく仲間や地域・社会の幸せのために尽くすという姿勢を変えることなく、時代の変化に合わせて果敢に挑戦していきます。

Message

 役職員一同、もっと多くの皆さまに「近畿ろうきん」を知ってもらい利用していただくことができるよう、「はたらくあなたへ笑顔を届けに」を実践してまいります。
 今後とも皆さまからのご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

ろうきんの理念

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