【報 告】 協同シンポジウム2017 in ひょうご 「多様な助け合いの力が社会を変える」 〜協同組合の強みを活かした社会的課題の解決に向けて~。


【報 告】 協同シンポジウム2017 in ひょうご
    「多様な助け合いの力が社会を変える」
    〜協同組合の強みを活かした社会的課題の解決に向けて~

2017年12月6日


 11月25日(土)、兵庫県農業会館・大ホールにて、標記シンポジウムを開催しました。当金庫・生協の役職員、会員労組・会員生協、  各組合員、NPO等市民団体など、約200名の参加で会場は、ほぼ満席となり盛況でした。
  「協同シンポジウム」は、当金庫の地区統括本部と生協連との共催で2013年度から各府県で実施してきており、   今回で5回目の企画となりました(これまで奈良・京都・滋賀・和歌山で実施)。


 今回のシンポジウムは、日本における生協生誕の地である神戸で開催される意義を込め、現代社会における貧困等の社会課題の解決に 向けて、「生協・労福協の運動の原点」から振り返り、これからの「共生社会づくり」に向け、協同セクター・労働団体、NPO等の  これからの活動と連携について考えることを目的に実施しました。






司会(コープこうべ・中尾ちとせさん) 


開会挨拶(当金庫兵庫地区統括本部・本多本部長)



《プログラム内容》

  • ■ 基調講演
      「生協運動の原点と現在、未来~共生社会づくりに向けて期待される『総合力』とは~」
         講 師:浅田 克己 さん(日本生活協同組合連合会・顧問)
  • ■ 講演
       「労福協の活動とめざす社会」
         講 師:高橋 均 さん(労働者中央協議会・アドバイザー)
  • ■ 鼎談
       「多様な助け合いの力が社会を変える
         ~協同組合の強みを活かした社会課題の解決に向けて~」
        登壇者 : 浅田 克己 さん、 高橋 均 さん
        聞き手 : 浦田 和久 室長(近畿労働金庫 地域共生推進室)



基調講演(浅田顧問)   


講演(高橋アドバイザー)  

=貧困・格差・孤立が広がる今日、生協・労福協の出番!=
  高橋アドバイザーは、「貧困・格差・孤立が広がっている今日、連帯・支え合いを進める生協・労福協の出番」 であるとし、浅田顧問は「連帯・支え合いは地域にあり、その「共助の仕組みをつないでいくことが必要」と、お話しされました。

=協同組合の原点について、繰り返し学習(教育)が大切=
  また、高橋アドバイザーは、「協同組合の原点(賀川豊彦の協同組合中心思想7か条など)を繰り返し学習(教育)することも大切」で あるとし、「運動と事業の両立は厳しいがそれは協同組合の宿命」であるとしました。
  そして、浅田顧問は、「私たちの事業・運動(生協・ろうきん・全労済・労働組合・NPO等)の中に助け合いの中味があり」、 それらの活動の中にある「心動かされるエピソードを語り、発信(アピール)していくことが、生協・労福協の活動(理解)を 拡げていくために重要」との考えを示されました。



鼎談/聞き手:浦田室長(左)、 登壇者:浅田顧問(中)・高橋アドバイザー(右) 




※出典:浅田顧問のレジュメより 

  • 【利益共栄】 生活を向上させる利益を分かち合い、ともに豊かになろうとする。
  • 【人格経済】 お金持ちが支配する社会ではなく、人間を尊重した経済社会へ。
  • 【資本協同】 労働で得たお金を出資し合い、生活を豊かにする資本として活かす。
  • 【被 搾 取】 みんなが自由と平等で利益を分かち合う、共存同栄の社会をつくる。
  • 【権力分散】 全ての人が人間としての権利を保障され、自立して行動する。
  • 【超 政 党】 特定な政党にかたよらず、生活者や消費者の立場で考え主張する。
  • 【教育中心】 豊かな生活には、一人ひとりの教養とそれを高めるための教育が重要。


閉会挨拶(河口会長)
  =閉会挨拶/河口 勲会長(兵庫県労働者福祉協議会)=
  本日は、ろうきん、生協、市民団体、そして私たち労福協のメンバーと、多様な皆さんが一同に介した、 他にはあまりない形のシンポジウムでした。お二人の基調講演・講演、その後の鼎談を通して、協同組合の 原点から今日の果たしてきた多彩な社会的な役割やこれから果たすべき役割や「協同の力」についてお話しいただきました。 それぞれの非営利・協同セクターが相互に連携した「多様な助け合い」の中に、社会を変え、これからの社会づくりの 可能性があるということを痛感いたしました。
 私たち兵庫労福協も、志を同じくする「連帯・協同でつくる安心・共生社会」に向けて努力することを お誓い申しあげて、閉会のご挨拶とさせていただきます。

※ シンポジウム資料
プログラム・プロフィール(PDF)
浅田顧問(PDF)
高橋アドバイザー(PDF)

  • 主 催 :近畿労働金庫兵庫地区統括本部、兵庫県生活協同組合連合会
  • 後 援 :兵庫県、神戸市、朝日新聞神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞神戸
           総局、産経新聞社、日本経済新聞社神戸支社、公益財団法人神戸新聞厚
           生事業団、NHK神戸放送局、サンテレビジョン
  • 協 力 :兵庫県労働者福祉協議会、生活協同組合コープこうべ、兵庫県農業協同
           組合中央会、兵庫県漁業協同組合連合会、兵庫県森林組合連合会、全国
           大学生活協同組合連合会関西北陸ブロック、全労済関西統括本部兵庫推
           進本部、近畿勤労者互助会、コア100 賀川、NPO法人シンフォニー、
           認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸、office musubimee

以 上