2017年度の受賞団体

2017年度は「子育て支援」をテーマに募集し、52件もの応募をいただきました。
応募の中から、受賞団体(12団体)をご紹介いたします。

はばたきコース

大賞 1団体

特定非営利活動法人                              ダウン症ファミリー総合支援めばえ21
「 好きから始める食育 ~生きる糧を育むために~」

 当団体は、ダウン症児及びその親に対して生涯にわたる支援を行うことにより、ダウン症児が幸せな人生を送れることをめざし、もって、親がダウン症児の将来に対して安心を得られることを目的に2014年に設立した団体。当団体の職員はダウン症児の母親が中心で、専門の先生とともに栄養管理や食育に携わってきています。
 受賞事業は、ダウン症児への社会の理解が充分でない事、ダウン症児とそのご家族が一緒に食べる楽しみ・食べることにまつわる知識や経験を深めながら健やかな心身を育てることを目的に、医療や食のプロ、地域や生産家の力を借り「ダウン症の子どものための食育」プログラム企画を、毎月実施する内容です。

優秀賞 2団体

特定非営利活動法人 しぶたね
「シブリングデー(きょうだいの日)コースター10,000枚キャンペーン」

 大きな小児病棟では、感染予防のため中学生以下の子どもは病棟に入ることが許されず、親が入院児に面会する数時間、扉の前で幼いきょうだいたちが泣きながら親を待つ状況があります。当団体は、米国で広く行われているきょうだいのためのワークショップを日本で行うことを目的に挙げ、2003年に設立、2016年にNPO法人となりました。
 受賞事業では、その生きづらさが社会課題として認識され、社会の意識を変えるための啓発活動を行うことを内容としています。

びわこ☆1・2・3 キャンプ実行委員会
「びわこ☆1・2・3 キャンプin 2018夏」

 当団体は、2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発事故により放出された放射能の影響で、安心して自然と触れ合うことができない福島の子どもたちを思いっきり屋外で遊ばせたいとの思いで、春休み・夏休みを利用した施設滞在型のキャンプを実施するため、2012年に設立した団体です。
 受賞事業は、放射能汚染のないところでの長期保養による心身の解放、無農薬中心の食材での安全な食事による免疫力向上、共同生活による自主自立などを目的とした保養キャンプの実施を内容としています。

奨励賞 6団体

特定非営利活動法人 アサヒキャンプ
「ネクストステップキャンプ ~経済的困難(貧困)を抱えるこどものためのキャンプ~」

 当団体は、朝日新聞大阪厚生文化事業団が1953年に生駒山に開設し、日本初の体験教育を目的とする「アサヒキャンプ」を前進としている団体です。2003年に主管者の朝日新聞の終結決定後、学生ボランティアがアサヒキャンプカウンセラーズとしてキャンプ活動を継続。その活動をより社会的信用を得、責任を果たせるものとするため2006年にNPO法人格を取得しました。
 受賞事業では、貧困家庭の子どもたちを対象にキャンプ活動を通して達成感や自己有用感を高め、自尊感情を育て貧困の連鎖からの脱却のきっかけとなるためのプログラムを内容としています。

特定非営利活動法人 ころん
「ころんすぺーす ~木と布と工作教室~ 」

 当団体は、地域で暮らす発達障がい児、重度心身障がい児とその家族の方々が安心で安全に過ごせる居場所や相談できる場所、子どもひとりひとりが尊重され主体的な生活が送っていけるような『生きる力』を身につけていくための支援、療育に携わっている専門家の配置による子どもの理解と個別支援を基盤とした質の高い早期療育を提供できる場所の必要性から、2012年に団体を設立しました。
 受賞事業は、安心して安全なおもちゃで遊び、工作を家族と一緒に体験できる場所、発育や子育ての悩みを相談できる場を提供する内容です。

特定非営利活動法人JAE
「生きる力を育むためのモデルとなる大人との出会うプラットフォーム事業」

 当団体は、受験教育に偏った日本の教育に疑問を持ち、青少年を対象に、生きる力(チャレンジ精神・自立心・想像力等)と職業観を養う事業の必要性を感じ、2001年にNPO法人として設立しました。
 本事業は、泉南市内の小中学校において「お仕事せんせいプロジェクト」を実施する内容です。

箱の浦自治会まちづくり協議会
『子どもの居場所サロンでの育成』~不登校・いじめのない健やかに育ち合う子どもたちを育む地域づくり~

 当団体は、箱の浦地区内で進展する高齢化に対応すべく、地域内の高齢者が集い、寄り添い合え、絆を育める場所として「おしゃべりサロン」を2012年に設立し、まちづくり協議会として事業展開をしてきた団体です。
 受賞事業は、子どもの元気な声が響く地域をつくるため、友だちや仲間がつくれる子どもを地域で育んでいくための「子どもサロン」を開設する内容です。

特定非営利活動法人 北摂こども文化協会
「山チャレDeひと山まるごとプレイパーク」

 当団体は、「子どもの権利条約」の普及と推進を基本理念とし、地域文化・芸術の伝承と発展、一人ひとりの自己表現をめざして活動している団体で、1998年に活動を開始し、1999年にNPO法人の認証を得ました。
 受賞事業は、当団体の活動が19年目を迎える今年、さらなる発展に向けて、物があふれ情報が多すぎる日常を離れ、「基地づくり」「水路づくり」「山フェス」によって自然に触れ、人とのかかわりにホッとする社会をめざす内容です。

特定非営利活動法人 市民活動サークルえん
「ならボラJr」

 当団体は、年齢やハンディキャップの有無に関わらず、誰もが生きがいを持って暮らせる社会の実現が、多様化かつ複雑化する社会課題を解決する鍵だと考え、ボランティア活動の啓発や市民活動団体の支援に携わってきました。社会参加に強い意欲を持つ心身障がい者の可能性には目を見張るものがありますが、思うように活動に参加できていない現状があります。そこで自立に向け、さまざまなスキルの習得の支援、社会参加につなげていく事業を発展させるため、2015年に団体を設立しました。
 受賞事業は、発達障がいや不登校などしんどさを抱える中高生(子どもたち)も参加できるプログラムを開発・実施する内容です。

はぐくみコース

はぐくみ賞 3団体

外国人女性の会 パルヨン
「外国人女性のための子育てなどに関する相談窓口のピアカウンセラー育成講座」

 当団体は、国際交流の視点からの日本文化の紹介などはありますが、定住者向けの行政サービスや生活支援情報などは少ない。そこで、京都地域で暮らす外国人女性の日常生活を支援し、住みやすい社会をつくるため、2007年に設立した団体です。
 受賞事業では、専門家による研修などを通したピアカウンセラーを10名養成する事業。2019年1月より多言語での相談窓口を月に2~3回の開催をめざしています。

スマイルプレス(for every child & parent)
「次世代のための優しい社会づくり」~子どもの声が喜ばれる地域となるための、多世代に向けた包括的なプログラム~

 当団体は、安心できる子育て経験者や子育ての仲間がいたら、どれだけ安心だったろうという思いから、地域ぐるみで子育てをしたいと願う仲間と2007年に設立した団体です。
 受賞事業では、孤立した子育ての解消を目的に、親子サロンやひろば(年間150組)、前向き子育てプログラム(年間75組)の参加をめざします。

みんなで減災し隊!
「みんなで減災し隊!2018事業」

 居住地の直下に断層があることを知り、また豪雨災害に対することも含めて、災害への備えが必要と感じ、災害時でも子どもたちが安心して過ごせるよう、防災士3名と友人で災害を学ぶグループを2016年に結成しました。
 受賞事業では、毎回テーマを決め、「身近な災害を学ぼう」「非常持ち出し講座」「災害時の口腔ケア講座」などの学習会、子ども連れでの避難の大変さを体験する「親子防災ピクニック」、さらに阪神淡路大震災の被害やその後の避難などの過去の教訓を知るため「北淡震災記念公園研修」を実施します。

選考結果報告書