2018年度の受賞団体

2018年度は「子育て支援」をテーマに募集し、48件もの応募をいただきました。
応募の中から、受賞団体(12団体)をご紹介いたします。

はばたきコース

大賞 1団体

認定特定非営利活動法人 D×P(大 阪)
『〔学校と連携した「授業」×「進路相談」×食堂を有効活用した「居場所」〕の事業開発』

当団体は、貧困、いじめ、発達・学習障がいをもっているなど、様々な事情を抱えた高校生(主に定時制、通信制高校に通う子ども達)を対象に、彼ら・彼女らが社会の中で孤立しないよう「人とつながる場」を作り、高校生が卒業後も働き生きていけるような「いきるシゴト」を高校生とともに作ることで、自分達の未来に希望がもてるような社会づくりを行っています。
受賞事業は、定時制高校の中で食事提供を兼ねた居場所の提供など、高校生に寄り添ったプログラムを複合的に実施するという内容です。

優秀賞 2団体

特定非営利活動法人 ここからKit(大 阪)
『「届ける支援」で子育て家庭の孤立化防止事業~孤育て家庭と地域をつなぐ訪問型子育て支援~』

2005年より子育て支援サークルとして活動を行っており、徐々に活動の幅を拡大していきましたが、2014年にその発展形として、公共制度の枠にとらわれない「子育て中の母親の駆け込み寺」になることを目的に、NPOとしての活動を開始しました。
主な活動は、大人と子どもの居場所づくりの場を常設で開設している他、小中学校への福祉の出前授業、コミュニティ食堂「ここから」など、子どもを育む大人たちが笑顔になれる活動を実施しています。
受賞事業は、未就学児がいる家庭に研修を受けたボランティアを派遣し、個別課題にきめ細かいケアを行う伴走型の支援プログラムを実施するという内容です。

特定非営利活動法人 ホザナ・ハウス(兵 庫)
『少女の居場所づくり』

少年院で一定期間矯正教育を受けた子どもや生活力をもたないまま児童養護施設から自立を迫られる子どもたちは、公的支援制度の空白部分に落ちてしまいます。そのため、そういった子どもたちに居場所と食事を提供し、愛をもって心の傷をいやし、自立に向けた支援を行うべく当団体を立ち上げました。
支援活動を通して、子どもの権利条約第20条「家庭環境にとどまることができない子どもは、特別の保護と援助を受ける権利がある。」という子どもたちに当然与えられるべき権利を守り、社会的弱者である子どもたちを包摂する共生社会の実現を法人の使命としています。
受賞事業は、「生きづらさ」を抱える子どもたちの中でも、犯罪被害や事件に巻き込まれやすい少女に特化したシェルター事業を実施するという内容です。

奨励賞 5団体

特定非営利活動法人 おおさかこども多文化センター(大 阪)
『多文化にふれる えほんのひろば2019 ~出会ってわくわく!いろんなおはなし、世界のいろんなおともだち~』

当団体は、外国にルーツを持つ子どもの包括的教育支援活動を通じて、「異なる言語や文化を持つ人々が、活き活きと暮していける社会をつくること」を趣旨として2011年2月に設立しました。主な活動は、大阪府日本語教育支援センター「ピアにほんご」の運営、日本語講師、通訳、翻訳者、各種研修会講師の紹介・派遣、外国人児童・生徒の教育に関する資料や情報の収集・発信などを行っています。
受賞事業は、日本の学校に通う外国にルーツを持つ子どもたちに、母語の絵本を楽しめる場を提供するという内容です。

ぐっすりねんねこ(兵 庫)
『眠育キャンプ ねんねこ』

当団体は、睡眠障がいの改善に着目した不登校児支援事業を行っています。理想の睡眠リズムを体験学習する宿泊型プログラムや日帰りプログラムを実施しています。また、睡眠に対する正しい知識を普及させるために講演会や情報発信を行っています。
受賞事業は、子どもの睡眠障がい・慢性疲労症候群による不登校の問題に着目し、その改善を行うプログラムを実施します。

特定非営利活動法人 tadaima(京 都)
『“未来のイクボス”育成プロジェクト』

共働き家庭が6割を超えているにも関わらず、男性の家事参加状況はほとんど変わっていない状況を変革し、「10年、20年後も“ただいま!”と帰りたくなる家庭であふれた社会の実現」にむけ、男性の家庭参画・家事シェアを推進するために団体を設立しました。
当団体の主な活動は、家事シェアのプロモーション、子育て家庭の住環境のコンサルティング、男性の育児取得を推進するための企業内研修事業などを行っています。
受賞事業は、現在育休を取得したいという男性に、安心して育休を取得できるようにサポートするプログラムを内容としています。

チャイルドラインすいた(大 阪)
『「子どもの声を聴けるおとな」育成講座2019の開催』

チャイルドラインは、全国40都道府県70団体で展開されている18才までの子どもが自分の意思を持ってかける「子ども専用電話」です。当団体は、学童期以降の子どもたちの支援の必要性を痛切に感じ、吹田市の助成金を得てチャイルドライン設立のための「子どもの声を聴けるおとな」養成講座を実施。2014年6月に「チャイルドラインすいた」を開設しました。
受賞事業は、青少年の自殺対策をテーマに、専門の講師を招き、「子どもの声を聴けるおとな」養成講座を実施するという内容です。

南大阪子育て支援ネットワーク(大 阪)
『子育て当事者「コミュニケーション白書」~子育てに正解はない!~』

当団体は、地域の子育て支援を担うNPO法人4団体と企業が連携して本ネットワークを設立しました。それぞれの団体は子育てが保護者等の当事者だけでなく、地域全体で一人ひとりの子どもたちを育てる「共同子育て」をキーワードに、それぞれの団体の強みを生かしてフォーラムの実施や情報誌の発行を行っています。また、「共同子育て」を行政施策として実施していくために、さまざまな専門家や団体を巻き込んだ「公開円卓会議」の開催を行っています。
受賞事業は、子育て中の世代に「共同子育て」を啓発し、誰もが子育てしながらくらしやすい社会の実現を目的としたプログラムを内容としています。

はぐくみコース

はぐくみ賞 4団体

特定非営利活動法人 おーえんくらぶ(兵 庫)
『おーえんくらぶ春の陣・夏の陣・冬の陣』

当団体は、地域のお母さんたちを巻き込み各種講座の企画・開催、「まなび隊」、「楽しみ隊」の活動を通して、学年を越えたつながりをつくり、子どもたちが気軽に来られて、安心して過ごせる場所を提供しています。
受賞事業は、夏休み、冬休み、春休み中に地域の子どもたちが気軽に来られて、安心して過ごせる居場所を提供するプログラムを内容としています。

特定非営利活動法人 そいる(兵 庫)
『あそび広場』

当団体は、子どもの発達に合わせた遊び場を提供したり、子どもの発達に関連することや障がい特性とその対応に関連することについての学習会を実施しています。
受賞事業は、発達の気になる子どもや障がいを持った子どもへの専門的な支援や相談ができる場所の提供と学習会を実施するという内容です。

とらいさぽーと(大 阪)
『とらいさぽーと地域生活支援室』

当団体は、現代社会の課題となっている引きこもりやニートなどの対策活動を行い、当事者や家族と地域社会との関わりを結ぶ、中間的役割を担っています。
受賞事業は、発達障がいのある子どもを対象にした、社会に出る前のトレーニングを行う伴走型サポートを実施するという内容です。

ママコミュ!ドットコム(大 阪)
『災害で命を失う子どもをなくすため、子どもにもっと防災のチカラを!U-15のための防災ワークショップ(ジュニア防災キャプテン認定講座)』

当団体は、子育て層の防災をテーマにした「おやこ防災サロン」を開催。また、「ジュニア防災キャプテン」の認定制度を構築し、身近な防災啓発の担い手として長期的視野で人材育成に取り組んでいます。
受賞事業は、子どもたちに実践的な防災の視点とスキルを身につけさせることを通し、地域コミュニティの質の向上を目指したプログラムを内容としています。

選考結果報告書