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新着・イベント情報

奈良プロジェクトすまいる 「十津川で道普請」活動報告&シンポジウム報告

1月25日、奈良教育大学・山田ホールを会場に、「十津川で道普請」活動報告&シンポジウムを開催しました。「道普請」参加者を含めて、労組・生協・ろうきん・全労済・学生・NPOなどの各方面より、約70人もの参加をいただきました。
シンポジウムでは、2013年12月に実施した「十津川で道普請」の活動(2回実施で、延べ45名参加)の活動を振り返り、各団体・組織などより“すまいるプロジェクト”にボランティア活動として取り組んだ意義、奈良の地における地域復興の課題について探りました。
地域の復興課題については、今回のようなさまざまな団体(非営利・協同セクター)が連携し合い、取り組んでいくことが展望を切り開いていく大きなカギとなるものと思います。

【内 容】

司会:小島 道子さん(奈良NPOセンター・理事)

○ 開会挨拶:大西 雅史 部長(近畿ろうきん 奈良地区統括本部)
○ 記念講演:中澤 静男 先生(奈良教育大学)「十津川道普請とESD」
○ 基調報告:中須 雅治 次長(近畿ろうきん 地域共生推進部)
      「奈良プロジェクトすまいる」の仕組みと目的
○ 活動報告:島 俊彦さん・粂 綾香さん(奈良教育大学・学生)
○ パネルディスカッション
 ・松本  進 さん(JP労組奈良南和支部・支部長)
 ・反田 俊博 さん(奈良NPOセンター・理事)
 ・横田 朋子 さん(ならコープ・CSR組織運営部)
 ・中須 雅治 次長 ※コーディネーター
○ 特別報告:横田 浩平 さん(アジア協会アジア友の会)
      「フィリピン台風災害の実情と支援の呼びかけ」
○ 閉会挨拶:脇田  登 さん(奈良県労福協・事務局長)

開会の挨拶をする大西部長

会場となった、奈良教育大学・山田ホール

労福協から呼びかけを行っていただき、以下の会員労組のみなさんの参加がありました。

JP労組、電機連合、自治労、高教組、情報労連、シャープ労組、奈良交通労組、パナソニック・アプライアンス労組

ならコープからも、「道普請」の参加者も含めて12名の参加がありました。その他、奈良県防災統括室、企業のCSR担当の方々から参加いただきました。

記念講演

中澤 静男 先生

奈良教育大学の中澤先生より、十津川村の被災状況から、文化遺産としての紀伊山地の参詣道、 持続可能な開発のための教育(ESD)の観点から、「十津川道普請」の意味・意義についてお話いただきました。

活動報告

島さん(左)、粂さん(右)

奈良教育大学の学生の島さん、粂さんより、第1次・第2次のそれぞれの活動報告を受けました。 学生と社会人と一緒に行動でき、貴重な体験ができたことの感想が述べられました。
<参加者> ※延べ45名
○学生16名、○大学4名、○生協9名、○労金3名、○労組6名、○一般1名、○スタッフ6名

基調報告

中須次長

近畿ろうきん・中須次長(地域共生推進部)より、戦後復興期の誕生から現在に至る「社会的金融」としての“ろうきん”の役割について触れた後、今回の「十津川で道普請」の取り組み(奈良プロジェクトすまいる)が、どのような経緯で始まったのか、「社会貢献預金・すまいる」および「プロジェクトすまいる」の仕組みと目的を解説しました。
具体的には、“意思あるお金”の流れとして寄付金につながる預金の側面に加え、「道普請」の取り組みのように、台風の復興活動といった社会活動に参加するなど、より良い社会づくりに貢献する側面を持っていることが特徴であること、そして、このような預金者の共感を形にした仕組みが、多くの預金結集につながっていることを報告しました。

シンポジウム資料

パネルディスカッション

各パネラーからは、「道普請」の活動の感想として、今回の近畿ろうきんの「すまいるプロジェクト」の仕組みがあって貴重な活動に参加することが出来たことなどを挙げ、プロジェクトへの高い評価をいただきました。また、それぞれの取り組みとして、松本さんからはJP労組(全郵政グループ労組)の“福祉型労働運動”として取り組んだ奈良南和支部の「道普請」について、横田さんからは「吉野共生プロジェクト」を進めるならコープの取り組みについて、反田さんからは奈良NPOセンターで取り組んだ「東日本大震災における避難者支援」や「里山資本主義をテーマとするセミナー」の活動について報告を受けました。そして、今後の奈良の地における復興活動について、それぞれの連携の可能性について議論しました。

資料(JP労組奈良南和支部機関誌「やまあい」)

特別報告

アジア協会アジア友の会
横山さん

「道普請」と同じ復興支援の活動として、「すまいる」の寄付先団体でもある、アジア協会アジア友の会の横山さんより「フィリピン台風災害支援」の取り組み報告を受け、支援物資を送るための募金協力を呼びかけられました。

資料(活動報告)
緊急募金のお願い
フィリピン台風災害支援活動報告

閉会の挨拶

閉会の挨拶をする脇田事務局長

奈良県労福協・脇田事務局長より総括的なまとめを受けました。
今回の講演や活動報告、シンポジウムの議論を通して、地域の課題にボランティア活動として関ることや、さまざまな立場の市民や団体が連携することで、困難な課題があっても、前向きに「未来への展望」を持ちえることを実感できたこと、そして「未来を創る」ため、「同質の協力」(単独の取り組み)を超えて「異質の協力」(各セクター間の連携)による取り組みが必要と力強く呼びかけられました。