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新着・イベント情報

協同シンポジウム in きょうと」を開催しました 〜 強くて、あったかくて、優しい社会について考えてみませんか 〜

2014年12月13日(土)、京都労働者総合会館・ラボール京都の大ホールにて、「協同シンポジウム in きょうと」を開催しました。会場の大ホールは、会員労組の組合員、生協の組合員、ろうきん・生協・全労済の職員、NPO/NGO関係者、一般の参加者など、各分野・多方面から340名もの参加でとても盛況でした。

シンポジウムでは、テレビでお馴染みの“鎌田 實さん”をお招きした講演とパネルディスカッションを通して、国際社会の背景を学習し、お金の流れ・買い物の視点を少し変えることで、より良い社会に変えていく可能性を探りました。

ロビーでは、貧困・紛争地域支援・自立につながるフェアトレード商品の販売、登壇者の鎌田さん・小川さんのサイン会と書籍販売も行われ、こちらも盛況でした。

主催者挨拶をする当金庫京都地区統括本部・中川本部長

催者挨拶をする京都生活協同組合・渡邉理事長

【第1部】基調講演 : 鎌田 實さん (諏訪中央病院名誉院長・JIM-NET代表)
「1%は誰かのために生きる 〜命・健康・絆・支援を考える〜」

鎌田さんは「まずは1%、相手の身になって行動を変えることが大切。ろうきん・生協の“協同”の取り組みが、つながり・絆を生み、地域を・社会を・世界を変えていく力になる」と呼びかけ、「すまいる」をはじめとした“ろうきんの共生促進事業”、“生協の取り組み”“フェアトレード(公正取引)”を話題とするパネルトークへの課題提起も含めてお話をいただきました。

基調講演を行う、鎌田 實さん

会場は、約340名もの参加者で満席

【第2部】パネルトーク

パネルトークでは、基調講演を受けて、「1%は誰かのために」を実践している事業や取り組みについて各団体より報告を行い、これからの社会づくりの可能性について議論を行いました。各団体の具体的な活動内容は以下の通りです。

近畿ろうきん × 社会貢献預金・すまいる

金利を引き下げて寄付の一部を預金者にご負担いただきながら、年度末の預金残高に応じて寄付を行う仕組み。「すまいる」の預金残高は約83億円(2014年11月末現在)、2年間の寄付総額は1,058万円。その寄付行為にとどまらず、預金者・ろうきん利用者・労組のみなさんと共に社会活動に参加。

社会貢献預金・すまいる

京都生活協同組合 × さくらこめたまご

荒廃がすすむ京都の農地を元気にするため、たまご1個に1円の応援金を上乗せして販売。
毎週1万人が購入。みんなで65haの水田を守り、農地への応援金は年間450万円におよぶ。

さくらこめたまご

テラ・ルネッサンス × 元こども兵の支援活動

カンボジアでの地雷被害者、アフリカでの元子ども兵を含む紛争被害者への支援を行っている。
紛争社会の根っこには武器生産とお金の流れがある。消費行動を変えることが問題解決につながる。

元こども兵の支援活動

アクセス × フィリピンのフェアトレード支援活動

フィリピンと日本で「子どもたちに教育を」「女性に仕事を」をテーマに支援活動を行っている。貧困の背景には不公正な取引がある。フェアトレード商品の日本での販売を通した支援が必要。

フィリピンのフェアトレード支援活動

日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET) × がんや白血病で苦しむ子どもたちの支援活動

1991年の湾岸戦争以来、イラクではガンや白血病の子どもたちの数が増えている。
イラクの人々が医療を受けられ、命が助かることをめざし、医師たちとのネットワークで支援している。

がんや白血病で苦しむ子どもたちの支援活動

全体の概括

閉会の挨拶をする京都労福協・村岡事務局長

鎌田さんからは「優しさは想像することであり、1%であっても誰かのために生きること、助け合い支え合うことは、本人にとっても家族にとっても社会にとっても、幸せにつながり、優しい社会に変えられる」ことをご自身の体験と多くの出会いの中のお話として示唆いただきました。また、その後のパネルトークでは、「社会貢献預金・すまいる」をはじめ、多くの非営利セクターの連携で具体的な取り組みが動いており、「一人ひとりの関わりは小さくても、非営利・協同セクターの幅広い連携が進めば、強くて優しい社会は創れる」ということについて、これからの社会づくりの可能性を参加者には実感いただけたものと思います。

ロビーで実施された、フェアトレード商品の販売の様子

会員労組や生協の組合員、ろうきん・生協の職員など340名もの参加の下、平和とよりよい生活、公正で持続可能な社会づくりに向けたヒントの詰まったシンポジウムを京都の地で開催することができました。各団体より紹介されたさまざまな事例が相互の連携の中でさらに具現化できれば、鎌田さんが言われたように、社会は必ず変えられます。その可能性を広く市民に「協同」の取り組みとして「すまいる」や「さくらこめたまご」「フェアトレード」などの発信を行い、そして、生協のみなさんと共催できた「協同シンポジウム」は、とても意義ある“集い”になりました。

参加者アンケートからは、「労金の使命感や役割が良く分かった」「近畿ろうきんに預金したくなった」「ろうきんも生協も馴染みがなかったが、影響力のある事業だと思った」「主婦には縁のない銀行と思っていたが預金を考える」「1%から広がる世界、可能性、力を感じることが出来た」など、共感の高い意見・感想が寄せられました。

【第1部】基調講演『1%は誰かのために生きる 〜命・健康・絆・支援を考える〜』
≪講師≫
鎌田 實さん 諏訪中央病院名誉院長、(特活)日本イラク医療支援ネットワーク代表

【第2部】パネルトーク
≪パネリスト≫
福永 晋介 さん 京都生活協同組合 地産地消推進担当
小川 真吾 さん(特活)テラ・ルネッサンス 理事長
野田 沙良 さん(特活)アクセス-共生社会をめざす地球市民の会 理事・事務局長
浦田 和久近畿ろうきん 地域共生推進部部長
≪コーディネーター≫
榛木 恵子 さん(特活)関西NGO協議会 事務局長代行

共催

京都生活協同組合、近畿ろうきん京都地区統括本部

企画運営

(特活)関西NGO協議会

協力

京都労働者福祉協議会、全労済京都府本部、京都府生活協同組合連合会、
近畿勤労者互助会、(特活)きょうとNPOセンター、(特活)テラ・ルネッサンス、
(特活)フェア・プラス、(特活)アクセス-共生社会をめざす地球市民の会